畔柳康治」タグアーカイブ

 

愛人の子供だった畔柳は、母方の姓で育った

父と会うのは、年に一度 外食するか、旅行に行くぐらい

 

地方から出てきた17歳の母は、

20代の父と出会い、以来 約40年間 愛人関係が続いた

 

その愛人手当は、1年で1千万円ほど

私立の高校大学の学費も、手当とは別に全て父が払っていた

大学のお祝いで、ワゴン車がプレゼント、

中学の誕生日のプレゼントがゴルフの会員権

なので畔柳は貧乏だと思ったことがなかった

その手当は畔柳が30歳になるまで続いた

その総額は5億円にのぼる

しかし畔柳は、父が何で稼いでいるのか、いまだに知らない

 

畔柳が30歳になった時に、父からもう畔柳家にお金を送れないと宣告された

理由は「借金25億円ある。そのうち10億は返したけど今は15億残っている」

しばらくすると父から手紙が届いた

そこには“2年 探さないでくれ”と書かれていた

(986)

スポンサード リンク
スポンサード リンク