真面目すぎる俳優:渡辺裕之
●もしもの時に備え常にロープを車に積んでいる
番組でロッククライミングを体験
懸垂と言うロープを使用した降り方を知った
滑り落ちた共演者の女性を渡辺が受け止めて、
そのまま懸垂で降りることができた
これは救助に役立つと思い、以来 車に積んでいる
●人助け
2007年1月、車の横転に偶然 目撃
駆け寄って後部座席で動けなくなった男性を引きずり出した
常備していた毛布が役に立ったという
●毎日ゴミ拾い
ゴミがあると拾いたくなる
町内、通勤道路に捨てられていると運転していても停めてゴミ拾い
車内にはゴミ拾いセットを常備している
健康のためにランニングを始めると、その帰りにゴミ拾いをするように
45リットルのゴミ袋が、4、5袋
ゴミ袋を使って上腕二頭筋を鍛えている
毎度、尿の入ったペットボトルを拾っている
最初は地域愛、そのうち祖国愛に発展
ゴミを拾う瞬間に、ゴミを捨てた人のドラマを思い描いてしまう
例えば、口紅の付いたタバコが交差点に捨てられていた
助手席に座る女性、もしくは運転している女性?
その横に座っている小学校低学年の子供が、捨てるシーンを見ている
その子はどういう風に育つのか?
自分の住んでいる日本を汚している、
こんなことで日本はいいのか?と想像する
●拾った財布
これまで財布は4回拾っている
中に免許証などの情報があったら
指紋などを崩さないように確認して写メを撮り、警察に届ける
その人がFacebookにいないか?調べて、メッセージを送る
これまで2名ほどFacebookで落とし主を見つけて、メッセージを送っている
これらの行為を良いことではなく当たり前のことだと思っている
●俳優になったきっかけ
「役者になりたいんですけど、どこに行けばいいですか?」
とフジテレビの受付を訪問した
受付嬢は渡辺をフジテレビのドラマ制作部に案内した
行ってみると誰も相手してくれない
スタッフに声をかけると「こんなとこに来ちゃダメだよ」と叱られた
「タレント名鑑という本があるから、それで事務所を調べなさい」
言われた通り、タレント名鑑を購入して、
3か所の事務所に連絡したが、結果的にダメだった
学生時代、ドイツ空港でバイトしていた渡辺は、
笑っていいとも!に出演するドイツ人に可愛がってもらっていた
そのドイツ人がCMに出演することになり付き添ってスタジオに同行
他の出演者の外人と話していると、CMの監督が渡辺を通訳を勘違いし、
「ちゃんと通訳しろよ!」と指示してきたので通訳した
これがきっかけで、その事務所のマネージャーになった
その事務所で3年 マネージャーを続け、その後、事務所が分裂したので
マネージャーのノウハウを生かして役者として独立
東北新社に自分を売り込み、最初の仕事となるコカ・コーラのCM出演を取った
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