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ブレイクした とにかく明るい安村は、

睡眠時間を削っても家族との時間を大切にしている

愛する妻と娘の存在が多忙な日々を乗り切る原動力になっている

妻は、自己主張が少なく内向的なタイプ

貧しい時代に結婚して文句も言わず連れ添ってくれた

 

●2人の出会いは、先輩芸人主催の3対3の合コン

冷静であまり喋らない女性に一目惚れし、

猛アプローチの末、交際スタート

その女性の家に転がり込む形で同棲を始める

付き合い始めた安村の月給は、芸人として5万円、バイトで2万円

お腹を空かせた2人が向かう場所は、デパ地下の食品売り場の試食コーナー

さらに給料日前になると一緒にパン屋に行き、パンの耳を貰っていた

●2012年に結婚

当時の安村の収入は、月収10万円

子供も生まれ家族2人を養うには厳しい金額

妻は貯金を切り崩してやり繰りをしていた

 

●自分が夢を追うばかりに家族を苦しめている……

そんな思いに駆られた安村は、

「俺、コンビ解散するわ」「そっか、まぁ仕方ないんじゃない?」

「芸人もキッパリ辞めて真面目に働くわ」

すると「芸人は続けた方がいいよ。1人でもやった方がいいよ」

妻の一言に背中を押され、ピン芸人として活動を決意した

それから半年後、安村は大ブレークした

 

●あのとき、芸人を辞めるのを妻が止めた理由を、安村は手紙で知る

 

“やすしくんへ こんな私だから、普段はどうしても伝えられない事、面と向かっては恥ずかしくて言えない事を、手紙に書きます。出逢って10年、、結婚してもうすぐ4年ですね。デパ地下の試食に通ったり、パンの耳を貰いに行った事も今では懐かしく感じます。なんであんな生活なのに、そんなに太ってしまったんでしょう(笑)不思議です。焼肉屋さんで2人で1人前だけ頼んだ時、「最後の1枚食べたいという気持ちが顔に出てしまうほど素直な人。でもその時に「この人のそばにいたらきっと幸せな家庭が築ける」と思いました。私とは真逆でどんな時も笑顔で前向き、そして自分の気持に素直な所に惹かれました。お金がなくても あなたを見ていると不思議と辛くありませんでした。家族のために芸人を辞めようとしていた時、私が引き止めたのは、そんな笑顔で明るいあなたが、見られなくなってしまうと思ったんです。芸人を続けていようと 以外の仕事でも お金があっても無くても笑顔のあなただから一緒に歩んでこられました。あの時は嘘のように今は休みもないくらい毎日忙しい中でも寝る時間も惜しんで仁花ちゃんと遊び、家族の時間を大切にしてくれてありがとう。笑顔の絶えない家庭が築けているのも全てあなたの「とにかく明るい」人柄のおかげです。安心してください、ずっと一緒にいますよ。妻より”

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●とにかく明るい安村の貧乏時代を支えた妻

同期は友近

ブレイクしてからも新宿のホテルで朝食を提供するバイトをしていた

娘を授かり、幸せな生活を送っている

 

●貧乏時代を支えた妻

妻は新しい口座を作って「穿いてますよ」貯金している

2人が知り合ったのは合コン

交際したのはどん底の貧乏時代

白ワインの試飲して走って生ハムの試食したり、

デパートの試食だけでご飯を済ましたことも

 

●プロポーズ

妻によると、結婚のプロポーズをされたとき、

家の外の階段を上る音が聞こえ、

帰ってきたと思ったら「よし言うぞ」と言う声も聞こえた

何かと思ったらプロポーズされた

「長く付き合ってるから別れる気もないし、子供も欲しいから結婚しよう」

と安村は言いながら感極まり、泣き始めた

妻も「何泣いてんの」と言いながら泣いていたという

 

●実は高校球児

北海道の旭川実業高校の補欠として甲子園に出場、3回戦まで進んだ

ベンチ入りした安村は伝令役として活躍

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