80年代に女子プロブームを巻き起こしたクラッシュ・ギャルズ
長与千種とライオネス飛鳥は、爆報!THEフライデーで再会した
1983年、ライオネス飛鳥と長与千種がクラッシュ・ギャルズを結成
空手殺法と息の合ったコンビネーションで女子中高生のハートをつかみ、一躍人気者に
年間310試合、テレビ中継は週3回、最高視聴率は18.6%を記録
歌番組、バラエティ、ドラマなどにも多数出演
85年のブロマイドの売上は、岡田由希子、いとうまい子を抑えて1位に輝いた
しかし、人気絶頂の中、1989年、
長与千種が突然引退しクラッシュ・ギャルズは事実上の解散
パートナーの飛鳥には一切相談せずに引退を決めた
●クラッシュ・ギャルズ 解散の真相
1980年、ライオネス飛鳥と長与千種は同期入団
リングの外でも仲良しだった2人は、試合が終わった後も寮でお喋り
同期ではあったものの年齢が一つ上の飛鳥にとって長与は可愛い妹的存在
長与の誕生日には、毎年のようにプレゼントを渡した
女の友情を越えた特別な絆で結ばれていた2人…
しかし試合を重ねるたび、2人の立場が逆転する
か弱かった長与の才能が開花、歌唱力も抜群で、トークも達者、
気付くと女子プロレス界の中心にいるのは長与だった
この頃から飛鳥にとって嫉妬の日々が始まる
ファンの数は8対2で圧倒的に長与
飛鳥は妹のように可愛がっていた長与に完全に喰われてしまった
その嫉妬は、苛立ちに代わり、ついには長与にぶつけられる
ある日、飛鳥に親友のある女性が、
「何でプロレスラーの飛鳥さんが歌わなくちゃいけないの?」
その言葉は芸能活動に嫌気がさしていた飛鳥の心に強く響いた
そして飛鳥は長与に対して無言の抵抗をみせる
今までイメージカラーだった青のコスチュームを突然 黒に変えた
飛鳥は芸能活動を停止しプロレスに専念する事を宣言
全く知らされていなかった長与は言葉を失った
飛鳥に裏切られたと感じた長与も衝撃の行動に出る
1989年5月、飛鳥に相談なく突然の引退
クラッシュ・ギャルズは事実上の解散
長与を憎しみながら、一人残された飛鳥は、その3か月後 引退した
●長与千種 引退の真相
クラッシュ・ギャルズの人気が下降しつつあった1989年
長与は会長に「来年からクラッシュのポスターを小さくする」と言われた
「何でですか?」「下をそろそろ伸ばさないといけない。そろそろ潮時だろう」
「クラッシュで稼ぐのは解散試合が最後だ」
会社はクラッシュ・ギャルズを解散させるつもりだった
すると長与は「引退します。好きな人がいるんです。結婚も考えてくれています」
解散試合をしてしまえばクラッシュ・ギャルズは完全に消滅する
そう考えた長与は結婚という嘘をつき会社と対立
「クラッシュは誰にも解散させない…」解散を阻止するため1人で引退した
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