●男手一つでトレンディエンジェル斎藤を育てた父
某有名大学を卒業した父は、外資系の一流企業で働き、
プジョーのオープンカーを乗り回すエリートサラリーマン
斎藤が17歳の時に、母が病気で他界
父は当時 高校2年生の斎藤をはじめ、
中学3年の二男、小学4年の娘の3人を一人で育てることに
それまで料理などしたことがなかった父にとって家事は苦難の連続
その一方で斎藤は、人見知りで友人ができず、悩んでいた
多感な時期に母を失い、苦悩していた斎藤に父は気付くことができなかった
付属高校に通っていた斎藤は、
友人がいないため学校生活で言葉を発することはなかった
系列の大学ではなく別の大学へ進学したいと希望したが、
精神的も経済的にも限界だった父は、
許すことができず、そのまま系列の大学へ進学
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