1981年、東京都世田谷区に生まれた俳優:斎藤工
2歳年上の姉と2人姉弟
当時、映画やCMを制作していた父に連れられ、
幼い頃から映画館に通っていた
中でもハマったのが、仁義なき戦い
とにかく映画大好き少年だった斎藤は、
レンタルビデオ店に行き、よし「あ」行から順番に攻めよう
五十音のタイトル順に観賞、3年間でその全てを制覇した
●斎藤家の食事はマクロビ
煮干しや玄米パンを食べて育った
幼い頃は、ポテトチップスを食べたことがなかった
●シュタイナー学園
のびのびと育ってほしいという両親の願いから
シュタイナー学園に入学
哲学者:ルドルフ・シュタイナーが
芸術性を重視して子供の感性を磨くという教えのもと、
シュタイナー教育がドイツで生まれ、
他とは違うユニークなカリキュラムを実践
それを初めて日本で取り入れたのが、シュタイナー学園だった
当時の教室はアパートの一室
斎藤の学年の生徒数は、たった6人
当時の授業では教科書やテストは無い
自分たちの手でゼロから家を建築し、
畑で作った米をバザーで販売
音楽と言語を体の動きで表現する教科:オイリュトミーや
定期的に演劇の授業がある
後輩には、俳優:村上淳と歌手:UAの長男:村上虹郎がいる
地元の公立の中学のサッカー部に入りたくて
小学6年生の3学期の途中から公立の小学校に転校
公立の勉強についていくために母親と算数、国語、
理科、社会の勉強を2週間で詰め込んだ
●世界を知る
小学3年生のとき、授業の一環で初の海外旅行
その機内で見た大西洋を中心に描かれた地図に衝撃を受ける
僕は まだ世界の片隅しか知らない、
もっと色々な世界をこの目で見たい
その資金を稼ぐため、
モデルなら世界中に事務所があるから困らないだろうと、
高校1年生のとき自ら事務所に電話し、モデル活動をスタート
●バックパッカー
学校に通いながら長期休みには一人バックパッカー生活
世界各地でオーディションを受け、仕事をしながら旅費を稼いでいた
●洋服引き裂かれ事件
パリでオーディションを受けるため、地下鉄に乗っていたとき、
酔っ払いの男が斎藤に近づき、いきなり洋服を引き裂いてきた
何とか逃げ延びたが、破れた洋服のままオーディションへ
すると破れた服がオシャレに見えたのか、合格
●掘った穴に生き埋め事件
オーディションに向かうため家を出ると突然
見知らぬ男たちに車で連れ去られ、気付けば人気のない丘へ
すると「穴を掘れ」と命令
男たちの監視のもと、言われるまま穴を掘る
死の恐怖に覚えながら掘っていると
「ジョークだよ」と言い残し、男たちは去っていった
●パリ・コレクション
高校3年生のときには、パリ・コレクションに出演
その後、モデルだけでなく役者としてもデビューするが、
ほとんど仕事はなく毎日早朝から新聞配達のアルバイト生活
ミュージカル「テニスの王子様」に出演したことで一躍注目を浴びる
おもいッきりDON!の人妻混浴温泉では、
温泉をリポートしながら人妻と混浴するコーナーを担当
2014年、ドラマ「昼顔」で主演し、ブレイク
●冷麺にこだわる
焼肉の〆は、決まって冷麺だが、必ず店員に「何冷麺ですか?」と聞く
結局 店員では応えられず、店長を呼ぶはめになる
冷麺と韓国冷麺と盛岡冷麺に分かれるが、斎藤は盛岡冷麺が好き
生地の粉の割合を注文する前に聞いておきたいだけ
(1984)