●貧乏女優:緑川静香がデビューしたきっかけ
5歳の時に父親が蒸発し、どん底の貧乏に
高校時代まで知人の物置で家族と生活
公園の葉っぱやスーパーの試食で9頭身に育った
雑誌の編集マンにスカウトされ、ずっと断っていた
「撮影現場にはお菓子がいっぱいあるよ」
と誘われたのが芸能界入りしたきっかけ
当時、貧乏すぎて白いご飯を食べるのが精一杯で、
お菓子は憧れでしかなかった
初めてグラビアが掲載された雑誌を母が内緒で2冊も購入していたという
月イチで使ってもよいお風呂が雷で破壊され、
タオルで拭くか、公園で水浴びするしかなかった
●筆箱はお菓子の箱が代用
小学校の時、筆箱が買えなかったので
友人の家で出されるアーモンドチョコレートの箱で代用していた
●ご馳走は、道端に生えている猫じゃらし
生の葉っぱと猫じゃらしの素揚げ
●特別な日だけのご馳走は、赤いきつねの炊き込みご飯
自転車を買ってもらえずいつも走っていた緑川は異様に足が速くなった
運動会で1位を取った時の、年に1度のご馳走
白いお米に、ちぎった麺、かやく、粉末スープをを加え、炊き込む
それを容器に戻して食べるのが緑川流
赤飯の代わりに食べる「レッドライス」と呼んでいた
●空腹に耐えられなく目の前のコオロギを食べた
味を一言で言うとマイルドでコクがある
左後ろ足から一口で ●国語の教科書は美味しい
国語の教科書が美味しいのは、
ストーリーを見ながら食べられるので香ばしく甘い
●公園の葉っぱを食べていた
何の葉っぱが食べられるか?母に聞くと
「火を通せば何でも食べられる」
しかし母がいないと火が使えない
「そうした時はどうしたらいいの?」と聞くと
「太陽には殺菌作用があるから、日光に葉っぱをかざしなさい」
自分の手が熱いなと感じたら食べごろと教えられた
●歯が生えた状態で生まれた
緑川が生まれる前、母のお腹にいるとき、
貧しい家に生まれることを予感していたのか、
母の栄養を取れるだけ取ろうとしたようで
出産のときに、歯が生えた状態で生まれ、
母の歯が全部抜け落ちてしまった
緑川家は先天性の貧乏で、母も栄養が足りていなかった
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