2001年、オネエタレントの先駆けとして芸能界デビュー
まだオネエが世間に定着する前、番組によっては、
「好きな人は女性です と言ってくれませんか?」とお願いされることも
●学生時代の壮絶ないじめ
小学生のころ、男子に公園に連れて行かれて砂の中に埋められた
登下校のときは、後ろから石が飛んでくる
●アイドル目指して上京
いじめの日々を乗り越え、高校卒業後
アイドルを目指して沖縄から東京に上京
200以上のオーディションを受けるが、片っ端から落選
●漫画家
1994年、ついに芸能界を諦め、普通に就職しようと
コンビニで就職雑誌を手にしたとき…ホラー漫画の新人賞受賞が載っていた
元々水木しげるや楳図かずおが大好きだった山咲は、
「私でも描けるんじゃない」と思い、翌日 画材を購入
下書きを一気に描いて、購入した雑誌の編集社へ持ち込んだ
「君 これ10日以内に仕上げられたら来月号にすぐ載るよ」
25歳で漫画家としてデビュー
誌面で顔を出して悩み事相談コーナーを作らないか?と
編集者から依頼されて、企画がスタート
それがきっかけでスカウトされ、31歳のときに芸能界デビュー
●テレビからいなくなったワケ
飛び鳥を落とす勢いで毎日のようにテレビに出演していた
3年目を過ぎたことから、毒が吐けない草食系の山咲は、
テレビの画面でチラッと映る時に
にこっと笑っているだけの状況に悩み始めた
事務所のマネージャーに相談し、3年間の休みを貰った
しかし3年も休んでいると母への仕送りなど貯金が減っていく
ハッと気づいた山咲は、マネージャーに仕事をくださいとお願いしたが、
すでに芸能界には、オネエタレントが満席状態だった
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