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新潟県に生まれた高橋素晴

アウトドア好きな父の影響で3歳でカヌーを始め、

小学3年生で新潟市から佐渡までの40キロを8時間で横断

ちなみにそのカヌーは、父の手作り

小学6年生で自転車で新潟県一周

 

1996年7月、14歳でたった一人の太平洋横断に挑んだ

航海2日目、生まれて初めて本物のクジラを見た

航海25日目、嵐に遭遇

5mを超える波がヨットを襲う

浸水したヨットから必死に海水をかき出す

その影響で発電機が故障、交信が途絶えた

日本で待っていた両親は、日本中からバッシング

航海31日目、不安で眠れず

風向きと潮の流れを読み、ゴールを目指す

コンパスと分度器を使って太陽から現在の位置を計算

後に分かったことだが、その計算は、ほぼ正確な位置を割り出していた

航海50日目、サンフランシスコに到着

14歳の中学生が、エンジンのないヨットで、

たった一人太平洋横断に成功した

 

高橋素晴は今…鹿児島県南大隅町に住んでいる

2人目の妻との間に2人の子供がいる

IT企業に就職、大工と素潜り漁を主業とし、冬場はイノシシ猟

さらに合鴨農法で米作りにも挑戦

 

力を入れているのは、学校になじめない子供が通うフリースクール(鹿児島県姶良市にある森の学校 楠学園)での授業

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