三代目 J Soul Brothers:岩田剛典の半生
1989年、愛知県名古屋市生まれ
幼い頃から端正な顔立ちで近所でも評判の美少年だった
性格は、かなりの引っ込み思案
砂場で一人お城を作ったりするなど
目立たないおとなしい子供だった
●超ガリ勉少年
小学生になると勉強一筋のガリ勉に変貌
教育熱心だった両親は、中学から慶応と
小さい頃から英才教育を施していた
大変だけど何が何でも慶応に入らないといけない、と
学校が終わると塾に直行
2つの塾を掛け持ちしながら帰宅後も家庭教師が付きっきり
1日地中勉強尽くし
当然、友達と遊ぶ暇などなくひたすら机にかじりついていた
その結果、模試で愛知県1位になるほど名古屋では有名な秀才に
努力の結果、慶應普通部に合格
合格を機に名古屋から上京し、母親と2人で東京暮らし
●ラクロス
高校から始めたラクロスのおかげで、たくましい体つきに
ラクロスではU-19日本代表候補に選出
するとそれまで全く見向きもされなかった女子からモテモテに
●ダンスとの出会い
たまたま観たドキュメンタリー番組でダンスを観る
2007年、慶応大学 法学部に進学するな否な、
すぐに慶応でも有名なダンスサークルに所属
朝から晩まで四六時中 ダンスに打ち込み、サークルの代表まで務めた
クリスマスは彼氏彼女のいない者同士、
岩田の家で「さびしんぼうナイト」を開催
●就職氷河期での就職活動
エントリーシートだけで100社以上
実際に受けたのが3、40社
本命までの面接の練習、企業研究、
サークルの経験を仕事できることへ結びつける自己PR…
髪を刈り上げて黒く染め直し、リクルートスーツを着て、企業回り
日テレを含む、アナウンサー試験も受けている
一流企業から内定をもらったが、運命が大きく変わる選択を迫られる
●三代目 J Soul Brothers
元々つながりのあった小林直己から、連絡が来た
「今、EXILEの新しいユニットを作る企画が動き出している。パフォーマーオーディションでダンサーを募るけど、どう?興味ない?」
「いえ興味はありますけど。僕もう内定いただいていて」
就活で全く踊っていなかったので自信がないが、
1分間のパフォーマンス動画を送った
サークルの合宿で長野に滞在中、LDHから連絡が来た
ひとり長野の山を下りて東京に戻った
しばらくするとLDHから「EXILEの見学に来なよ」と神戸に呼ばれた
そのリハーサルでHIROから
「三代目 J Soul Brothersを結成します。メンバーが決まったので今日発表します。…エリーおめでとう、そして岩田剛典くんおめでとうございます」
それを聞いた岩田は、涙が止まらなくなった
●家庭教師の水野先生
岩田は、雑誌の取材で、人生で影響を受けた人物として
HIROと並び家庭教師の水野先生を挙げている
勉強だけでなく釣りや昆虫採集など色んなことを教えてもらった
昆虫標本は今でも持っているという
中学受験の勉強は、かなりきつかったらしく
「どうして先生こんなに勉強しなきゃいかんのだろう?」
と弱音を吐くと「自分らしく生きるためだよ」と答えてくれた
今の岩田の感性は、水野先生に磨いてもらった
その感謝の想いを年賀状に込めて送っている
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