A-studioに俳優:成宮寛貴が出演した
●兄弟2人で生きていく
母子家庭だった成宮は14歳で母と死別した
たった一人の家族である小学2年生の弟を養うため
学校を辞めて、天草引越センターで働き出した
その後、成宮は俳優となり人気を博した成宮は、弟を高校に進学させ、
1年の浪人後、東京理科大学に行かせ、結婚させた
弟が高校3年生の時、偏差値の低い大学に合格し、入学金も払ったが、
弟の性格を考えて、一流の大学に入るため浪人するよう説得したという
中学1年生までしか学校に通っていない成宮にとって
学歴が大事であることを痛感していた
●成宮の成功
はじめ2人で暮らすようになった頃、
裸電球だったのが急にシャンデリアになり、
小さなブラウン管テレビが急にホームシアターになり、
兄が成功していくのを弟は間近に見てきた
●弟への教え
弟から欲しいものを聞くと、それよりも少しだけ良いものを与えてきた
豊かになれば買えることを教えるために
●弟からの感謝の手紙
“母が亡くなった時、泣いてばかりいる私に
「最後ぐらいは我慢しろ。お母さんが心配で休めないぞ。これからは二人で頑張ろう」
と涙をためて手を強く握りながら言っていたのを今でも強く覚えています
当時二十歳くらいだったにも関わらず、
兄は私に父のように母のように厳しく優しく接してくれました
兄が当たり前のように自分の青春をかえてまで
弟の私を育ててくれたことに感謝してもしきれません
本当にありがとうございました”
と弟は、成宮への感謝の気持ちを手紙につづった
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