成功の遺伝子で紹介された囲碁の神様:藤沢秀行
大のお酒好きで酔っ払って自宅に帰宅すると庭で用を足す
ギャンブルに、のめり込み数億円の借金を背負う破天荒な人物
数々のタイトルを手にし、囲碁の神様と言われた
頂点を極め重鎮となった後も40年に渡り、
日本のトップ棋士や若手棋士に指導
自分の持てる技の全てを惜しげもなく伝えた
これは囲碁の世界では考えられないこと
当然ながらタイトルをかけた決勝戦で
自分の技を伝えた教え子に敗れる事もあった
教えるなんてバカだ!と揶揄する声もあったが、藤沢には信念があった
「若手に負けて悔しくてもっと強くなりたい努力する、己を磨くためにライバルを育てているんじゃ!」
その努力によって史上最高齢67歳で王座のタイトルを獲得した
「大変なんだよ。戦うってことは…無限の世界にいる。上へ行けば上に行くほど大変なんだよ。努力がね」
そんな藤沢が病に倒れ、最期に残した言葉が「強烈な努力」
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