高校生の終わり、西山は進路も夢も決まっていなかった
新潟県を出る気が無かったので、
2泊3日で思い出作りの東京 卒業旅行に
銀座で迷子になり、有楽町駅を探してウロウロしていたら
ファイルを持ったオジサンが声をかけていた
西山は、有楽町駅の場所が聞けると思って振り返った
話したいと言うので、
「電車の中で話すので、私を原宿まで連れて行ってください」
山手線の電車の中で話を聞くと、オジサンはスカウトだった
「君はCanCamだから」と足を触ってきて
「この太さじゃダメだから」電車の中で触られまくり、
結局、電話番号まで交換させられた
(174)