それはまだ売れる前、当時付き合っていた彼氏と別れ
落ち込んでいた橋本に知人から食事の誘いがきた
たまたま時間があり応じることにした
指定された店は、初めて訪れた高級レストラン
知人は年収1億円以上、22歳年上の会社経営者
「とにかく何でも好きなもの食べて元気出して」
元々友人を介して何回か食事をしていた
橋本は全く相手をしていなかったが、
別れたばかりの弱っていた時に来てくれた事に好感をもった
彼に頻繁に誘ってもらった夜の街でセレブなプレゼントをいくつも貰った
いつしか彼に惹かれた橋本は、付き合い始めて、半同棲状態に
住まいは都内一等地の高級マンション
橋本マナミの環境は一変した
頻繁に行った海外旅行は、すべてファーストクラス
ゴルフ場に行くときもヘリコプター
突然転がってきたシンデレラ生活
しかし彼は 女遊びが大好きな男だった
橋本の誕生日ですらも遊びに行こうとしていた
橋本は、自分の誕生日は一緒に過ごしてほしいと訴えた
「好きなものを買いなさい」と現金を渡された
全てを金で解決しようとする彼に怒りを覚えたが、怒らずにお金を受け取った
しかし結局最後には、会うたびに何かを買ってもらわないと気が済まないように
セレブ生活に慣れ、手放したくないと思った自分に嫌気がさし、別れを告げた
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