月別アーカイブ: 2016年5月

にこちゃんをこよなく愛する女優:野村真美

1985年、女優としてデビュー

その後「渡る世間は鬼ばかり」の岡倉家の四女:葉子役を約25年に渡って熱演

 

そんな野村が愛してやまないのが、にこちゃん

にこちゃんだらけのダウンコート、

にこちゃん手帳、にこちゃん靴下、

にこちゃんキーホルダー、にこちゃんタブレットケース、

にこちゃん砂糖、にこちゃんチョコレート、

にこちゃんネックレス…

何から何まで、にこちゃん

 

新しいマネージャーには、

にこちゃんバッジをカバンに付けるように強要

 

本人によると「生きてて一番大切な事って何だと思います?笑顔が一番大切なんです。人生で一番大切なことを表しているのが、このにこちゃん」

 

にこちゃんは、下着のようなもの

(210)

スポンサード リンク

上京したきっかけは、グラフィックデザイナー

やりたいことをやる、職業に縛られたくない

 

●バックパックで5大陸制覇

パリで旅行中、やることないので日本人を見かけたら声をかけていた

その中の一人が、映画監督:半野喜弘だった

のちに2人は、監督になり俳優になり渋谷のビストロ Pignonで再会し、

映画「雨にぬれる女」を作った

 

●吉川倫平とのインド旅行

とにかく1日に20くらいのトラブルが起きる

深夜タクシーでホテルに行くだけでも邪魔が入って辿り着けない

路を曲がるとインド人が出てきて

「ここはダメだ。パレードがあるから」と通行を止める

別の道に行くとまた別のインド人が出てきて通行止め

1日中歩き回って、何とか持って来たビールで乾杯すると

腐っていたので、2人で吐き出した

 

●ニューヨーク留学

ニューヨークに発つ数日前に事務所の社長に報告

2011年の映画「一命」のカンヌ国際映画祭は、ニューヨークから向かった

ニューヨークで30万円のグッチのタキシードを購入

カンヌの前にバルセロナを経由、高速バスのバス停で待っていた

バスが来たのでリュックを背負って、乗り込んで15分ほど経ったとき、

あれ?とタキシードがないことに気付いた

バス停のチケットを見せるときにタキシードをひっかけた記憶が…

運転手に伝えてセンターに問い合わせてもらったが、見つからない

結局 カンヌでタキシードをレンタルし、国際映画祭に出席

ニューヨークに帰った青木は、改めてグッチのタキシードを購入した

(138)

1980年「仮面ライダースーパー1」に

主演した特撮ヒーロー:高杉俊介

自衛隊の精鋭レンジャー部隊出身で

子供たちの憧れの存在となった

 

●子供の頃から高杉のファンだった落合(仮名)さん

高校時代に映画撮影所に通い、ファンレターを出していた

2003年1月10日、当時落合さんは29歳

電話が鳴り「はじめまして仮面ライダースーパー1でヒーローを演じていた高杉と申します」

電話の相手は憧れの高杉を名乗る男

ファンレターから実家を割り出し、

実家の家族が落合さんの番号を教えた

「実は変身道具一式を役者仲間に貸したところ、他の人の手に渡り取られてしまいました。そこで取り返すための費用、80万円を貸していただけないでしょうか?」

「80万円?」

詐欺だと思いつかず、貯金を崩し、80万円を用意

待ち合わせ場所に現れたのは紛れもなく本人だった

「80万円の件、考えていただけましたか?」

「でも初対面の方にお貸しするのは…」

「それに何がいけないんです?私は芸能界にいるから逃げることはできません。私は正義のヒーローを演じたから決して悪いことはできないんです」

懐から用意してきた借用書を取り出し、テーブルに

「ヒーローのピンチに貸してもらえませんか?」

「分かりました」

お金を借りたお礼にと自宅に招き、家族を紹介

さらに落合さんは、仕事がなく困っていた高杉のため

高杉公認のファンサイトを立ち上げた

そしてファン交流会を定期的に開き、高杉を応援

しかし金の無心は、続いた

20万円お借りできないでしょうか?

闇金の金利が高く40万円お借りできないでしょうか?

決まって“これはあなたにしか相談できない

”落合さんが特別な存在だ”と念押ししてきた

2003年から10年に渡り、計100回以上、総額2426万円

さらに高杉はファンサイトを利用し、

別のファンからも金を借りていた

 

●新潟県在住の女性:田中(仮名)さん

2004年7月、夫の別居中だった田中さん

家庭と仕事に疲れていた彼女のよりどころが、

高杉のファンたちと交流できるファンサイト

そこに田中さんが日頃の悩みを書き込んでいた

すると高杉本人からメールが

“応援してくれてありがとう。でも僕がこうやって個人的にメールしたのは皆さんには内緒ですよ”

その後、携帯メールで悩みを相談するように

いつも田中さんを気遣う心優しい言葉が送られてきた

そして田中さんをカラオケボックスに誘い、

特撮番組の主題歌を歌ったり、

ヒーローポーズを披露してくれるなど、

まるで恋人のように元気づけてくれた

 

ある日のこと高杉から一通のメールが、

“知人に渡した変身ベルトがヤクザの手に渡ってしまったんです。ヤクザからの請求は1000万円。必死に集めましたが、あと100万円足りません”

“私が何とかします”

79万円を借りて、高杉の口座に振り込んだ

その日以来、田中さんの給料日が

近づくと金を無心するメールが届くように

2013年までの9年間で総額2400万円

 

●落合さんと田中さん

2013年、私設ファンクラブを立ち上げた落合さんとやり取りをしていた田中さん

「彼、ヤクザにベルトを取られたみたい」

「えっ?私も9年前に同じこと言われて私がお金を払って取り返したんです」

「えっ?嘘でしょ?」互いにお金を貸していたことが判明

すぐに高杉に電話して金を返すように催促

帰ってきた金額は、わずか40万円

田中さんは警察に相談

居所が分かり、少額でも返金されると詐欺として成立しないと言われた

そして妻と離婚した高杉は2014年に姿を消した

 

●裁判

2016年4月8日、36万円返還を求めて平岡(仮名)さんが訴訟を起こした

被告として出廷要請が出されている高杉に、直談判するため

落合さんと田中さんも集結

しかし高杉は裁判に出廷しなかった

裁判手続きの中で高杉の新しい住所が判明

ファンは自宅に突撃し、借金を返すように訴えた

「お金を返し始めたら本当のことを言います。今言うと全部ウソに取られます。騙したように思われているのは致し方ないと思います。でも今自分自身でこれから返していこうと思っております。本当に今まで申し訳ございませんでした」

と頭を下げて返済を口にした

(971)

●元日テレ:河合彩アナは今…乳がんを発症し、右乳房全摘出

1996年、97年と全日本選手権でアイスダンス2連覇

1998年に開催された長野五輪では、華麗な演技で会場を沸かせた

 

22歳で現役生活を引退し、日本テレビにアナウンサーとして入社

しかしわずか3年で退職し、表舞台から姿を消した

 

現在、墨田区にある2DKのマンションに暮らしている

2年前、乳がんを発症し、今も治療薬を飲みながら闘病生活

2014年、当時39歳、10年間近く

彼氏がいなかった河合に運命の出会いが…

 

相手は、和食料理人で1歳年下の山崎龍介さん

友人の紹介でその和食店を訪れ、意気投合

誠実で優しい人柄に惹かれ、連絡先を交換した

以来、頻繁に連絡を取りあい、

デートを重ね、もはや付き合う寸前だった

 

ある日のこと、入浴中 何気なく胸を触ったところ

不自然なしこりを発見

精密検査を受けると、乳がんを宣告

右乳房に大きさ4.5㎝の腫瘍が発見された

しかも「残念ながら右乳房を全摘出しなければなりません」

河合は全摘出を避けるため、何件も病院を駆け回ったが、

どこに行っても転移の可能性があり、

全摘出は避けられないと診断された

 

胸と同時に彼まで失い、このまま生涯独身で終わる

悩みに悩んだ河合は、乳がんの事実を彼にメールで伝えた

 

翌朝、彼から、乳がんには一切触れず、

ショックを受ける河合をモーニングに誘い、一緒に食べた

すると「もしよろしければ僕と付き合ってください」

さらに“もし左にも転移する可能性があるんだったら…両方とってもいいと思う。だって彩さんには何よりも生きててほしいから”

 

勇気を貰った河合は、左乳房全摘出の手術を受けた

退院後、毎日彼に手料理を作った

手術から4か月後、彼からプロポーズ

2015年、結婚した

(269)

90年代、増田明美、有森裕子らと共に

女子マラソンの黄金時代を築いたマラソンランナー:浅利純子

ボーイッシュなショートカットがトレードマーク

1993年、世界陸上で日本人女子初の金メダルを獲得

しかしアトランタ五輪で惨敗し、引退した

 

●マラソンランナー:浅利純子は今…秋田で学校支援コーディネイターのパート生活

 

現役時代、恋愛を禁止されていた

刈り上げた短髪も風の抵抗を少なくするため

かなりストイックな日々を送っていた

その見た目から銭湯では必ず男湯に案内される

31歳で現役を引退した彼女は、髪の毛を伸ばし、

思い切ってスカートを穿くように

イメチェンに自信が無かったが、

高校時代の先輩に「可愛くなったね」と褒められた

この出会いをきっかけに、交際がスタート

 

2006年に結婚し、3人の息子に恵まれた

きりたんぽ発祥の地、秋田県鹿角市で生活している

 

現在、浅利は、学校支援コーディネイターという仕事をしている

道路を走るマラソンの警備、プールの監視員など

教師だけでは補えない人材を地域順民の中から探し出す仕事

市役所で求人募集され、資格は不要

時給は1000円

(539)

スポンサード リンク